俺の腐的な日常


「お前らイチャついてんじゃねーよ。」
「いでっ、雑誌で頭叩かないで下さい!」

馬鹿になったらどーしてくれんだ!


1人、ソファで寝転がっていた中宮先輩が座り直した。

「もー、先輩何見てたんですか?」

手元のページを覗いてみると
ピアスの、特集記事だった。


「本当好きですね。」
「まぁな、お前も開ければ?」
「えー、嫌ですよー!絶対痛いし!」
「んなことねーよ。」
「本当にぃ?」


地べたに座っている俺は
ちょうどいい高さにあった先輩の膝に
顎を乗せた。

先輩が、ページを捲ると
次は指輪特集。


「あ、これかっこよくないですか。」
「ん?…お前こんなの好きだったか?」
「あー、最近落ち着いてきてて
シンプルなのがいいんですよー。」
「ふぅん?そう言えばつるんでる奴も
変わったよな。」
「輝と瑞樹?」
「名前までは知らねーけど。」


輝たちと仲良くなったのは
割と最近。

今年初めて同じクラスになって
3ヶ月前くらいの席替えで
俺の前が輝、その輝の横が瑞樹だった。

まぁ、その前から輝たちは
(腐的な意味で)目の保養だったから
目付けてたけど。

< 28 / 84 >

この作品をシェア

pagetop