あなたの虜ーバンパイアとわたしの秘密の関係ー




近くには………やっぱり……





お姫様がいた。





―――ズキッ……





心臓が痛くて……苦しい。




こんなことなら…好きだって気づかなきゃよかった………




はぁ………




わたしは、とぼとぼと歩き始めた。
待機するテントに向かって……



あの人達がいるけど……仕方ない…


たぶん綾香も待ってるし……


そう思いながら、重たい足を動かした。




やっぱり足………なんか変……?





少し立ち止まって足を見てみる。





な、に……これ………?





元々太股の内側にあった痣。



それが今や……太股全体にまで広がっていて…、膝下まで伸びようとしていた。







< 126 / 170 >

この作品をシェア

pagetop