紅の蝶【完】





突然感じた温かかさ。





『……しょ…ぅき………さん?』




高そうなスーツを着ているのにも構わず濡れた私を抱き締める。





『……しょう…き……さん……?』





「……よかった………」




私の背中に回る翔輝さんの手が微かに震えていた。





「生きていてよかった………」




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