甘い時間は生徒会室で。
「お待たせいたしましたー。」
お客さんをあまり待たせないところも、このお店の良いところ。
茜先輩の前には、アイスコーヒー。
杏奈の前には、アップルティー。
私と楓先輩の前には、ミルクティーが並ぶ。
そして、私たち4人の前にミルフィーユが置かれた。
「美味しそうっ!!」
私たちの目は美味しそうな飲み物とミルフィーユをみてキラキラしている。
「それじゃあ、食べよっか?あ、その前に乾杯!」
楓先輩は自分のミルクティーが入ったグラスを持って言った。