甘い時間は生徒会室で。
続いて私たちも自分のグラスを持つ。
皆がグラスを持ったのを確認して、楓先輩は微笑む。
「新入生歓迎パーティーの成功を祝って!」
楓先輩がその微笑みのまま、叫ぶ。
「「「「かんぱーいっ!!」」」」
私たちは、目を見合わせてから続いて叫んだ。
「んーっ、美味しいっ!!」
酔っ払ったおじさんのように言った茜先輩。
「本当に、美味しいです、先輩!!」
こんなに美味しいミルクティーは初めて飲んだかも。