Lover dance ~運命の恋~

俯いた私の頭を真堀先生は優しく撫でる。
私はそっと顔を上げた。
そこには優しく微笑む真堀先生がいて、私のドキドキは止まることなく加速する。


『ふっ…また顔赤くなってる。』

私の頬に触れ悪戯っ子のような顔で笑う先生。
私は何も言えなくてヘヘヘ…と笑った。




『俺、鈴本さんにはいつも笑っててほしいから!何かあったら俺んトコ来やいや!』

先生は私の目の下を指でなぞって優しく笑うと、そっと手を離して立ち上がった。


『ほな、俺行くな。また後で!』

『うん、先生!本間ありがとう!』



< 211 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop