Lover dance ~運命の恋~

バイクの待合室の方に走って行く真堀先生。
その後ろ姿が見えなくなっても、私はそこを見つめたまま。




拓が帰ってきたのにも気付いてなくて…

『海ぃ奏ッ♪』

『ひゃぁっっ!』

突然首に走る冷たい感覚に私は飛び上がった。



『ラブラブやったやん!昼間から見せつけてくれるなぁ…。』

拓は苦笑しながら、冷たいミルクティを私に差し出した。

『拓ぅ…めっちゃビックリしたやん!』

ミルクティを受け取りながら、私は拓に少し拗ねてみせる。
拓はそんな私を見てケラケラと笑った。



< 212 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop