Lover dance ~運命の恋~
『あっ、あと10分でチャイム鳴るなぁ。コース何周かして、またここに車止めて終わろっか。』
先生は腕時計を見て、また私に視線をもどす。
私は言われたとうり車を走らせながら先生に聞いた。
『先生ってバイクの先生なん?』
『そやでぇ!車の教習もするけどな。』
『そうなんや、だからあんなにバイク上手なんやな!』
『上手くないって!俺なんてまだまだやで!』
先生は私を見て困ったように笑う。