ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
「…嫉妬か…お前も女だな…」



敦司さんは手が私の右頬に伸びる。



「…今はお前だけだ…私の命は一度…死んだ命…私を生かしてくれたのはお前だからな…」



人生に絶望したと言っていたけど…

私はその絶望のワケを訊いていない。




「…敦司さん…私のコトを本当に愛していますか?」



「…たくっ…お前…どうして…場所を考えず…そんなコトを言うんだ?」




「だって…私は…」




敦司さんが好きで好きでたまらないからーーー・・・


周囲の目だって気にならない…



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