ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
苺の酸味と程よい甘さの生クリーム味のキス。



ケーキは半分残っているけど…



冷蔵庫に入れて…ベットでケーキよりも甘く蕩けるキスを味わった。



私の身体を組み敷いていた敦司さんの身体をずらして私の鎖骨に唇を寄せる。



「今夜は大丈夫だから…」



「何が?」


「だから…そのう…今夜は特別な日だから…あなたを感じたいの…」



「…私も同じだ…」


敦司さんがこの世界に生まれた特別な日。



深まる夜の静寂に響く甘い私の声。



愛する人と共に溶け合っていったーーー・・・
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