ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
「・・・」



私は意識を戻した。



「陽那…」



ぼんやりと安堵する敦司さんの顔が見える。




「敦司…さん…」


そうだ…私は階段を転げ落ちて…



「赤ちゃんは?」



「…無事だよ…陽那」


私の右手を握り込む敦司さんの手に力がこもる。




「ねぇ?敦司さん…私の両親を殺したのは…お義父様…なんですか?」



私は敦司さんに真実を確かめた。



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