ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
「…やられると思ってる?」



「…」


私は恐怖で声も出なくなってしまった。



「…しないよ…でも…既成事実は作ってやる…」



尚也君は私の首筋に顔を埋めた。



チクッと鋭い痛みが首筋に感じる。



「キスマーク…つけたよ…お姉さん…」




その声は冷酷な響きを醸し出す。



彼は私の首筋に鎖骨に胸元にもキスマークを押し付けた。






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