君がいれば
誰にも知らせなかった。
...知らせたくなかった。



この時、僕は人間不信にまで陥っていた。



親友のミンやユウに言いたくなかった。
ソナタの耳に入ると分かっていたから。



点滴を打ってでも、売店まで行けたりするように
なってきたころ...


公衆電話に行って、ミンにかけようか...
思ったりもしたけど止めた。



ソナタが来そうだと頭に浮かんだから。


退院したのは4月4日だった。




春休みがあけた。
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