君がいれば
第十三章 ○ さよなら ○
春も目前まで来た。




桜も美しく咲いているけど、
心の中は穴があいているんだ。
ソナタがいなくなってから。



春なのに、寂しかった。



僕も、家からバスで通う距離で進学は、
決定した。



クラスは大騒ぎ。


ソナタは「おめでとう」って言ってくれてホッとした。
...うれしさが溢れた。



正直...落ちるものと思ってたから。

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