心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
真名子は真剣な表情でそう言ってくれた。





それでもやっぱり、どう考えてもあたしが悪いと思うけど。




でも、こんな優しい言葉をもらって、嬉しくないわけがない。






「ありがと、真名子………」






思わず声が震えてしまった。






「………ごめんね、美遊」





「………へ? なんで?」







なんで真名子が謝るの?







「だってこれまで、つらかったでしょ?


こわかったでしょ?



私もまさかこんなことになるとは思わなかったけど………。



私が加賀先輩のこと紹介して、付き合えばいいって勧めたんだし、やっぱり責任感じちゃうよ。


ほんと、ごめんね………」






「やだーっ!!


謝らないでよ、真名子のばかっ!!


確かに真名子の勧めだけど、あたしが自分で決めたんだからぁ〜〜………っ」






「ぅう〜〜ごめん美遊ぅ〜〜………」







あたしと真名子は、まるでどこぞの青春映画のように、二人で涙を流し合ってしまった。






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