心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
するとカナタは両眉をあげて、ぽん、と手を打った。







「あぁ、あのひとのことか。


そういえば、そんな名前だったね。



よく覚えてたね、みーちゃんのくせに。


えらい、えらい」













…………はぁ??






…………なんですと???








そんな名前だったね、って………。




よく覚えてたね、って………。









あたしゃ、トミタハルコの名は、一度だって忘れたことないんですけどっ??








「………なんで、あんたは自分のカノジョの名前も覚えてないわけ?



いくらなんでも、ありえなくない………?」







あたしが低い声でそう言うと。





カナタの目が、見事にまんまるになった。







「………え?


だって、別に彼女なんかじゃないもん」







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