やさしい手のひら・中編【完結】
「亜美!」
玄関から走って由里は私に駆け寄る
そしてソッと抱き締め
「辛かったね」
そう言ってくれた
その言葉を聞いて私はまた涙を流した
弱い時の優しい言葉は気持ちを揺らす
「何も知らなくてごめんね」
ううん、と首を振った
「ずっと一人で悩んでたんだね」
「ウワーン」
糸が切れたかのように私は声を出して泣いた
健太の冷たさが私にどれだれ衝撃を与えたか思い知らされる
思い出したくない健太の目
私を邪魔者のように扱っていた
「来る時、祐介に聞いたんだ・・・」
私は顔を上げ、由里の顔を見た
「何も知らないって・・・健太くんもいつもと変わらないって・・・」
私は健太にとってもう関係ないの?
必要じゃないの?
私のこと思ってくれないの?
私はこんなに健太が大事なのに・・・
こんなに大好きなのに・・・
どうすることもできない気持ちを涙で流した
そして泣き疲れた私は、由里に持たれ掛ったまま、3日間寝不足だった体を眠らせたんだ
玄関から走って由里は私に駆け寄る
そしてソッと抱き締め
「辛かったね」
そう言ってくれた
その言葉を聞いて私はまた涙を流した
弱い時の優しい言葉は気持ちを揺らす
「何も知らなくてごめんね」
ううん、と首を振った
「ずっと一人で悩んでたんだね」
「ウワーン」
糸が切れたかのように私は声を出して泣いた
健太の冷たさが私にどれだれ衝撃を与えたか思い知らされる
思い出したくない健太の目
私を邪魔者のように扱っていた
「来る時、祐介に聞いたんだ・・・」
私は顔を上げ、由里の顔を見た
「何も知らないって・・・健太くんもいつもと変わらないって・・・」
私は健太にとってもう関係ないの?
必要じゃないの?
私のこと思ってくれないの?
私はこんなに健太が大事なのに・・・
こんなに大好きなのに・・・
どうすることもできない気持ちを涙で流した
そして泣き疲れた私は、由里に持たれ掛ったまま、3日間寝不足だった体を眠らせたんだ