片想い協力者は無愛想ヤンキー!?


すると、安達君は『よし!』と微笑んで頭をポンポンっとした。



その行動に真っ赤になってうつ向く私に、『早く飲めよー』と言って部屋から出ていった安達君。



あーもぅ…。



安達君がどんどん好きになってく。



『言わなきゃ…。』



私の言葉は静かに消えた。









薬を飲んでから、ふかふかのベッドに寝転がる。





真っ白な天井を見上げていたらメールが届いた。


『…?』




送信者は空。


《熱、大丈夫なの?ムリしちゃダメだからねー。さっき安達ん家居たけど、すぐ帰っちゃった。笑
とりあえず、今日のところは泊まさせてもらいなよ?あんたの好きなブドウ味のゼリー買ってきてあげたから。 空》





私は《大丈夫だよ(*^^*)心配かけてごめんね。今日は泊まることになりました…。笑
ゼリーありがとう。また食べます。 美亜里》
と返信した。





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