片想い協力者は無愛想ヤンキー!?


改めて安達君をみるとホントにキレイな顔をしている。


黒いサラサラの髪。

長いまつげ。

薄い唇。

それから…


安達君をマジマジと見つめていると突然、安達君の目が開いた。


『うわぁぁぁ!!』


びっくりして後ろに倒れそうになったけど、なんとか止めた。


安達君は私を眉間にしわを寄せ睨んできた。


『…うっせぇ。』


『はい。すいません。』



正座をして謝る。




< 92 / 170 >

この作品をシェア

pagetop