聞きたいのは声だよ

―――っより、ひより
隣にいた実咲子がご立腹だった。
『ひより全然わたしの話聞いてないんだもん。今日は罰としてひよりも合コン参加だからね』


それは困る。とノートに殴り書きをすると実咲子は呆れたように
『ひより、恋をしないとおばあちゃんになっちゃうよ?わたしはひよりにちゃんと恋愛してほしいよ?喋れないからってひよりは臆病になりすぎなの。
大丈夫、ひよりは可愛い自信持ってよ。だから今日の合コンは参加してもらいまーす。』

実咲子に説教されながら手を引っ張られ駅に向かう



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