世界で一番怖い人
殺人的メニューは無事(?)終わった。



部活終了とともに倒れこむ人もいた。



私はそんな部員たちにドリンクやタオルを渡す。



いつもはお礼を言うみんなだが、今日は無言で受け取る。




「ったく、お前らだらしねーな。」



と、比較的元気な声が後ろから聞こえた。



「湊先輩!」



振り返るとそこには、湊先輩がいた。
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