恋愛心工事中。
■5章 決心■

これで良い



壱と初めて出会った
カラオケ。

男に絡まれていたあたしを
救ってくれた。


金髪のロンゲで
チャラチャラしてそうで
凄く怖かった。


男嫌いなのに
壱には素直に拒否できた



次の日学校に
壱が転入してきた

しつこくてキザで
バカみたいな奴


何こいつって思った。
正直ウザかった。




なのにドキドキする
あたしが居た


英語の授業で
"私はあなたのためなら何でもします"
そう言った


日直で
"鈍感"って言われただけなのに涙が溢れ出した時

壱が抱き締めてくれた






"俺、美羽のこと…"


あの日言いかけたのは
"好き"って言葉?





変な気持ちになって
保健室に行ったら
京司に出会った

今になって思う



壱が居たから
京司に会えた

そんな気がした





調理実習で
壱と瑠璃の会話を聞いて
凄く嫉妬した

だけど壱はあたしの所に来てくれたよね



"美羽だけが作ったやつ、
ねぇの?"



バカだよね。
あたしだけが作ったやつなんて無いのに




2人でご飯を食べたり
2人で夜景を見たり


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