メガネクラス ~0組の僕ら~

一方、野乃と伊藤先生は。

「ギーーーーーーーーー
ギーーーーーーーーー
ギーーーーーーーーーッ」

クールな野乃が奇声を発していた。

「野乃さん!
落ち着いて!!」

「なっんであと1つの数字が見つからないのーっ!」

…そうなのだ。
あれから部屋の中を必死に探したのだが、見つからなかったのだ。

伊藤先生が必死になぐさめている。

「野乃さん!
落ち着いて考えよう!?
ねっ!?」

「ぐがががが…」

「野乃さん!!!」

「…うむ」

野乃はようやく落ち着いた。

2人は床に座り込んだ。

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