先輩!ダメですよ!?


暖かいぬくもりを感じながら、話しているともう家についてしまった。





「ここです。」



「ん。」




先輩は、自転車を止めて私をおろした。





「ありがとうございました。また明日。」





私は中に入ろうと、玄関の扉に手をかけた。





その時―――





「こうきって誰?」




バサッ




手に握っていた、ヨーグルトなどが入った袋が落ちる。



なんで、先輩がその言葉を知ってるの?疑問が思い浮かぶ。

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