大嫌いな君。
「よしっ!私のLINE登録完りょー!何かあったらいつでも連絡ちょーだいね!」
⋯さっきからどうにも言動があざとい
そういや自分が可愛いと自覚してる女ほど怖いものはいないと遠藤が言ってたっけな
確かにこれは強そうだ
「いや、連絡しないと思いますけど。じゃあ俺帰るんで」
「えーつれないなぁ」
菊野栞はぷぅーっとほっぺたを片方だけ膨らませる
じゃ、と軽く会釈をしその場を立ち去る
⋯明日梓に避けられなきゃいいけど
そんなことを考えながら