期間限定の彼女


その席へ 行くべきか…
このまま帰るのがいいのか…
立ちすくんでた。


立ちすくむと言うか
足が動かなかった。


「あっ!!!菜摘さん?」


詩織さんの方が あたしに気づいた。


詩織さんの声に反応して…
後ろを向いて あたしと確認した松浦さんは


「おう!終わったのか?」


って…。


あたしのこと 詩織さんには
なんて言ってるのか 分からないから
どう答えたら?


「うん…ちょっぴり残業になっちゃって
すみません…」


と 席へと行くと…


二人は 何かパンフレットを
見ながら話してたのか あわてたかんじで
さっと まとめて 袋へ入れた。


あたしもは そのパンフレットは
何なのか見えなかった。


< 194 / 281 >

この作品をシェア

pagetop