期間限定の彼女


「ああ 麻子!ごめん忘れてた!
今からでもいい?うん!
30分後には 行けるかな?
頑張ってみるね」


なんて 超適当。


だって 掛けてなく 振りだもの。


そうとなれば ささっと荷物を持ち
逃げ出すかのように 松浦さんの家を出た。


本命さんは さすが
モデル級って言うだけあるわ・・・。


綺麗すぎる!。


神様って意地悪だし…。


綺麗でお金持ちで…
それに比べて あたしは…
どっちか 分けてくれたらな…なんて。


『送ろうか?』


期待してるあたしはバカなやつだ。


何様のつもり?


本命さんに 怒られちゃうよ!


あ・・・ピザ…


一食 食べ損なっちゃった(笑)



< 85 / 281 >

この作品をシェア

pagetop