不良執事と仮面オジョーサマ。
髪が乾くと片桐が入れてくれたココアを飲む。


「うまうま」

「そりゃ一流執事の俺がいれたからな」

「…自意識過剰ですな」

このココアが美味しいのは『森○』さんのココアだからだ。


「まぁ、そんな一流執事の片桐きょーせーさんはなにゆえ執事になられたのでしょうか?」

片桐は器用だが、その性格で執事はちょっと…。

「よくぞ聞いてくれたな、五十嵐きあさん。ズバリ言うと……





給料が良いから」


「わー、現金だー」


「じゃなきゃこんなクソだりぃ仕事続けてられっかよ」


「それは心の中にしまっておくべきだった。雇い主に言うべきではないヨ」
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