不良執事と仮面オジョーサマ。
「ふぅー…」

すべてのレッスンが終わり、食事をとって、お風呂に入って。

今は自室でのんびり。

コンコンとドアをノックし片桐がドライヤーを持ってくる。


「風邪ひくぞ」

夕方と同じようにベッドに座る。面倒くさそうに私の髪を乾かしてくれる。


「すまんの。でも一点だけに当て続けるのやめて。熱い、やけどする」

優しさの裏に悪が潜んでたとは。

「はいはい。…ちょっとぐらいいいじゃん」

「よくない。致命傷」

「そんな深手じゃねーだろ」


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