甘いのくださいっ!*香澄編追加しました*
後ろのドアを開けさらに驚く事がーーー


「やぁ。」


「坂下さんっ!」


車の窓ガラスにスモーク貼ってて
気づかなかったよ……。
そこにはスーツ姿の坂下さんが座っていた。


「ど、どうして?」


だって、なんで坂下さんがいるの?


「コイツがみつけたんだよ。
ユズが道端でへたってる所に
たまたま通りがかったらしい。」


「っで、救急車呼ぼうとしたら、
見覚えのある派手な車がやって来たからさ。
電話する先を先輩に急遽変えたわけ。」


と、
後半は坂下さんが説明した。
ってゆーか、派手なって……
イチイチ、トゲがあるんだけど……。


「そこの病院で降ろすぞ。」


車は近くの総合病院の駐車場に
入っていった。





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