幸せの神様。
「凪…」



「ん?」



「私、入院する事になったんよ」



ドクン…



大きく心臓が波を打った



「いつ…から?」



「明日」



「…ルイ…」



「私…迷惑かける為に来たみたいやねぇ…本当に、申し訳ない…」



「バカか。」



「また、バカって…」



「そんなの迷惑なんて言わないんだよ。迷惑とか母さんも親父も、もちろん俺も思ってない。絶対だ」



「…ッ」



「だから、俺を頼れよ。強くなるから…情けないけど強くなってルイを守るから。」



ありがとう



そう言いながら肩を震わせている



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