夢見る少女
夢見る少女 ~前編~


ある小さな村に少女は、住んでいた。

少女は、美人でも無ければ、お金持ちでもなく、頭も良いわけではなかった。
むしろ、その反対だった。
少女は、太っていて、貧乏で、バカだった。


ある日、少女は、一人で遊んでいた。
その時突然声をかけられた。
『君は、どうして1人で遊んでいるの?』
少女は、驚きながらも、声がしたほうを向いた。 そこには、少年が、立っていた。
『君は、どうして1人で遊んでいるの?』
また、少年は、言った。
それにたいして、少女は、
「私には、友達がいないから。」
小さな声で、少女は言った。


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