【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
**********
「…落ち着いたか?」
「….っく…ぐすっ。
……… はい、何とか。」
全てを話し終えた私の顔は多分
また泣き腫れた状態かもしれない。
でも、全て話し終える事が出来た。
胸が詰まって苦しい話も
洗いざらい吐き出す事が出来た。
それは、氷室部長が
後ろで話を聞いてくれたから。
背中越しに伝わる体温が
優しくて温かくて
涙が止まらなかったけど
話す勇気を貰えて
何だか心の底から
落ち着くような気がした。
「…野村さん。」
再び氷室部長の胸が
私の背中にくっついた。
“ドキッ”……。
ただでさえ、こんな態勢なのに
恥ずかしさも混じって胸が高鳴る。
「…….あっ、あの、氷室部長?」
恐る恐る軽く後ろを振り返ると
優しい顔をした氷室部長が
もう一度私の涙を
ティッシュで拭いてくれた。
そして、口を開いた。
「…ありがとう。
良く話してくれたな。
頑張ったな……辛かったな。」
「……いえ、私こそ。」
「…聞きたくなかった声を聞いて
見たくない現場を見て
俺に話しづらいのがわかる気がした。
話すのもしんどかったと思う。
でも、全て話してくれたおかげで
全てを理解出来たよ。
嫌な事を思い出させて悪かった。」
「……いえ。」
首を横を振った私に
「…現場を目の当たりにして
悔しくて辛くて堪らなかっただろうけど
自ら別れを切り出して
帰ってきたのは正解だと思う。
…….良く耐えて頑張ったな…。」
そう言って
「…足の靴擦れ。痛かっただろ?
忘れていたな…ごめん。
…消毒しよう。」
「…あっ、いえ、別に。」
もうそんなに痛いワケじゃないけど
氷室部長は足を引っ込めたりしながら
私からずれてソファーを降りると
壁際の扉の収納スペースから
救急箱を出してきた。
「…落ち着いたか?」
「….っく…ぐすっ。
……… はい、何とか。」
全てを話し終えた私の顔は多分
また泣き腫れた状態かもしれない。
でも、全て話し終える事が出来た。
胸が詰まって苦しい話も
洗いざらい吐き出す事が出来た。
それは、氷室部長が
後ろで話を聞いてくれたから。
背中越しに伝わる体温が
優しくて温かくて
涙が止まらなかったけど
話す勇気を貰えて
何だか心の底から
落ち着くような気がした。
「…野村さん。」
再び氷室部長の胸が
私の背中にくっついた。
“ドキッ”……。
ただでさえ、こんな態勢なのに
恥ずかしさも混じって胸が高鳴る。
「…….あっ、あの、氷室部長?」
恐る恐る軽く後ろを振り返ると
優しい顔をした氷室部長が
もう一度私の涙を
ティッシュで拭いてくれた。
そして、口を開いた。
「…ありがとう。
良く話してくれたな。
頑張ったな……辛かったな。」
「……いえ、私こそ。」
「…聞きたくなかった声を聞いて
見たくない現場を見て
俺に話しづらいのがわかる気がした。
話すのもしんどかったと思う。
でも、全て話してくれたおかげで
全てを理解出来たよ。
嫌な事を思い出させて悪かった。」
「……いえ。」
首を横を振った私に
「…現場を目の当たりにして
悔しくて辛くて堪らなかっただろうけど
自ら別れを切り出して
帰ってきたのは正解だと思う。
…….良く耐えて頑張ったな…。」
そう言って
「…足の靴擦れ。痛かっただろ?
忘れていたな…ごめん。
…消毒しよう。」
「…あっ、いえ、別に。」
もうそんなに痛いワケじゃないけど
氷室部長は足を引っ込めたりしながら
私からずれてソファーを降りると
壁際の扉の収納スペースから
救急箱を出してきた。