【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜

月明かりと微かな夜景の光が

カーテン越しに差し込む寝室。

そっと寝かされたベッドの上。

手早く衣服を脱ぎ捨て

私を跨いだ咲輝翔さんは

バスローブの紐に手をかけると

あっと言う間に脱がせて床へ落とした。

私の素肌が露わになり

「…恥ずかしい。」

口から思わず本音が漏れた。

クスッと妖艶に微笑む彼は

「…綺麗だ。逸らすな…羽美花。」

優しくキスをしながら

私の体に触れ始めた。

「……あっ…あ……あん。」

触れられただけで敏感に反応する私に

「……可愛い声で煽るなよ。
余裕なくなるだろ。」

耳元で囁いた彼は

噛みつくような激しいキスで

私の唇を塞いだ。

隙間から舌が入り込んで

私の舌に深く絡みつく。


私もそのキスに応えるように

両手を伸ばして彼の肩に触れた。

ピクッと反応した彼は

キスをやめて唇を離すと

首筋、鎖骨へと唇と指を這わせ

胸の膨らみに触れていく。

「…あぁん…や…んっ…。」

くすぐったいような刺激に

私は体を捩らせた。





































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