【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
満君の事で気をつけて欲しい事?

忠告?何?

「…な、何?…何の事?
花菜子、何かあったの!?
満…笠置主任で気をつける事って?
何があったの?ねぇ!」

動揺しかけている私に

「….落ちついて、羽美花。」

そう、私を制した花菜子は

「…いきなりでごめんね。
笠置主任の名前が出て
びっくりしたよね?
でも、黙ってちゃいけない話かなと
思ってて、亜美ちゃんには悪いけど
2人の時に話したかったの。」

と、申し訳なさそうな顔をした。

私も取り乱した事が恥ずかしくなり

「…ごめん。花菜子。
ちょっと取り乱しちゃったね。
最近、満君にゆっくり会えないから
何だかちょっと…。
きっと、ガス欠みたいで…。」

私も花菜子に謝った。

「…いいのよ。
確かに笠置さんは主任になってから
業務が半端なく忙しいみたいね。
私も、菊田さんが忙しい人だから
寂しいのわかるわ。」

そう前置きした花菜子は

顔つきを少し変えて

私を真っ直ぐ見据えると

「…今から話す事は
まだ、確定事項じゃないの。
私は偶然聞いちゃった話だけど
経理部内では正式発表されてないから
本当は口外出来ないけど
羽美花の為に話しておきたかったの。
笠置主任は知っているはずだけど
まだ本人に確認しちゃダメだからね。」

と、言った花菜子は

満君に確認を取らない事を

私に約束させたうえで話し始めた。

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