A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「覚えてる? 最初に会った時もこんなシチュエーションだった」
「・・・あぁ、覚えてるよ」
諒も笑って、コーヒーを一口飲んだ。
そして、カップを眺めながら。
「あの時も、コーヒー旨かったな」
「そう?」
「あぁ、本当に癒された。美樹の煎れたコーヒーには、いつも癒されてる」
諒の言葉が、美樹には嬉しかった。
ありがと、と言って、美樹は自分の分のコーヒーをカップに注ぐ。
最初にこの3人と出会った時の事。
美樹は、今でも鮮明に覚えている。
雨が降りしきる夜に、ずぶ濡れで3人はこの喫茶店『free-time』にやってきた。
あの時は、何がなんだかさっぱり分からなくて。
「・・・あぁ、覚えてるよ」
諒も笑って、コーヒーを一口飲んだ。
そして、カップを眺めながら。
「あの時も、コーヒー旨かったな」
「そう?」
「あぁ、本当に癒された。美樹の煎れたコーヒーには、いつも癒されてる」
諒の言葉が、美樹には嬉しかった。
ありがと、と言って、美樹は自分の分のコーヒーをカップに注ぐ。
最初にこの3人と出会った時の事。
美樹は、今でも鮮明に覚えている。
雨が降りしきる夜に、ずぶ濡れで3人はこの喫茶店『free-time』にやってきた。
あの時は、何がなんだかさっぱり分からなくて。