花と緋色
「その能力を使えたところで勝てはしない。」
サイレーンは嘲笑する。
「ここは、わたくしが。」
フォルクハルトはシエリアの前に立つ。
「ほぅ?風を読むことしかできぬくせに。」
「どうでしょうね。……依頼人に手出しはさせません。」
「だが、我が能力の前には無能。風を止め、音を無くす我に対処出来るのか?」
サイレーンは挑発した。
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