花と緋色
懐から小型の武器を出し、攻撃する。
「風の効果が無ければ、唯の非力な人間だ!」
サイレーンは音を消し、風を止めた。
(向こうの力が上手か。)
それでも、フォルクハルトは諦めていなかった。
(吸血鬼とて、能力には必ず穴があるはず。)
観察するようにサイレーンを見た。
刹那、身体が宙へ飛ぶ。
打ち付けられた感覚。
それは、無音の世界。
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