ふたりのガーディアン
びっくりして振り返ると、瀬名君が壁にもたれかかっていた。
「瀬名君っ。どうしたの?顔が真っ青だよ!」
「だ、いじょ…」
そう言うと、瀬名君は床に倒れ込んでしまった。
息が乱れて、すごい汗。
「瀬名君、しっかりして!」
ど、どうしよう。
どうすればいいの?
瀬名君が苦しそう。
誰かっ。
ふと前を見ると、男子生徒が一人こちらに向かって歩いて来ていた。
「すみません!一緒に保健室に運んでくれませんか?」
私がそう言うと、その男の子が駆け寄って来た。
「どうしたの?」
「わからない。急に倒れて…。意識はあるけど、立てないみたいなの」
「わかった。おぶって連れて行ってやる」
その男の子は瀬名君の脇の下に自分の肩を入れ、瀬名君を立たせた。
私はすかさず、反対側の脇に自分の肩を入れた。
そのまま彼は瀬名君の前にうまくまわり込み、彼をおぶった。
「よしっ、行こう」
私も後ろから瀬名君を支える。
ガッチリした男の人でよかった…。
そう思っていると。
「せ、背が高いね。ちょっと難しい」
うっ、そうだね。
床に足が着きそう…。
「瀬名君っ。どうしたの?顔が真っ青だよ!」
「だ、いじょ…」
そう言うと、瀬名君は床に倒れ込んでしまった。
息が乱れて、すごい汗。
「瀬名君、しっかりして!」
ど、どうしよう。
どうすればいいの?
瀬名君が苦しそう。
誰かっ。
ふと前を見ると、男子生徒が一人こちらに向かって歩いて来ていた。
「すみません!一緒に保健室に運んでくれませんか?」
私がそう言うと、その男の子が駆け寄って来た。
「どうしたの?」
「わからない。急に倒れて…。意識はあるけど、立てないみたいなの」
「わかった。おぶって連れて行ってやる」
その男の子は瀬名君の脇の下に自分の肩を入れ、瀬名君を立たせた。
私はすかさず、反対側の脇に自分の肩を入れた。
そのまま彼は瀬名君の前にうまくまわり込み、彼をおぶった。
「よしっ、行こう」
私も後ろから瀬名君を支える。
ガッチリした男の人でよかった…。
そう思っていると。
「せ、背が高いね。ちょっと難しい」
うっ、そうだね。
床に足が着きそう…。