そのギャップ、反則ですっ‼︎
チケットに書かれていたのは、某アニメ映画。
それも、高校生探偵が小学生に縮んでしまって、あらゆる道具を使って事件を解決するアニメ。
えぇーーーっ‼︎
あるのは知ってたけど、まさかのアニメ⁉︎
私の中の選択肢にも含まれてなかったよ……
でも、恋愛系選ぶよりはマシなのか…?
1人でうーんと考えていると、
「何か食べる?」
「じゃあ、オレンジジュースで…」
「ポップコーンとか食べねぇーの?」
「うん、ジュースだけでいいよ。」
「そう?」
そういうと、買いに行った。
佐々木くんがこのアニメ好きだったとは……
まぁ、私も気になっていたしね。
あ、後で佐々木くんにジュース代渡さないと……
ショルダーバッグから財布を取り出して、財布の中を見た。
よかった〜、小銭あった…
財布を閉じて、持って待っていると、佐々木くんが戻って来た。
「ありがとう、ジュースいくらだった?」
「いいよ、俺の奢り。」
「悪いよ‼︎自分のジュースだから払うよ‼︎」
「うーん…、じゃあ今度学校でジュース奢ってくれたらいいよ。」
「わ、分かった……」
財布をショルダーバッグに戻した。