そのギャップ、反則ですっ‼︎




海斗といっしょに後ろに行った。


海斗を見た彩を除くクラスの女子の顔が一気に赤くなった。


それに気づいた彩が、振り返り私の方を見た。





「桃香、どうしたの……って、か、海斗くん⁉︎」



「おぉ‼︎親友ちゃん久しぶり〜」



「桃香なんで海斗くんがここに?」



「海斗大阪に住んでいて、たこ焼き作るの上手だから手伝ってもらおうかなって……。ダメかな?」




すると、調理組の顔が一気に明るくなった。




「ウソッ⁉︎すごく助かる‼︎」



「ぜひぜひ手伝って‼︎」



「ってことだから、海斗、後は彩に聞いてね。」



「はいよ〜」




海斗のことだから上手くやるだろうね。




< 189 / 312 >

この作品をシェア

pagetop