大好きな彼に
不幸

私はあれ以来泣いてばかり。
親の事が好きだから。

例え、血が繋がっていないお父さんでも大好きだった。


小学校まで、バスで登校した。
目が痛い。
泣きすぎたかもしれない。

何も頭に入らない。
思い出すのは別居とお父さんがお母さんにDVをしていた事だけ。

私はゆっちゃんの都合で手紙のやり取りをしていた。
初めて「好き」っと言ってくれた。

だけど、今は私の心にはポッカリ穴が空いてそれどころではなかった。

両想い、やっと叶ったこの気持ち。

泣いても誰にも伝わらない。
だって私は誰にも言わなかった。

別居したくないと。

別居すると聞いた時、お父さんが泣いていた。
なんで、泣くの?
いくら私がお父さんの事が好きだからって実の母親を殴ってるなんて信じられない光景。


しかも、ただの姉妹喧嘩でお父さんは私をビンタしたよね。
美弥のお腹を殴ったよね。
痛かったんだよ。

ベッドからハシゴをおりてるとき、落とそうとしたよね?
引きづりおろしたよね。

全部覚えてる。

私が泣かなかったからしたの?
しつけ?

知ってたよ

私があまえられて育ったから
ワガママばっかでお父さんはお母さんに八つ当たりしてたんだよね?
お母さんのせいにしたんだよね、全部。


お父さんは自分にあますぎなんだよ。
自分勝手すぎだよ

私は大好きだったのに
怖くて怖くて、近寄ることもできなかった。

妹だってお父さんを嫌って当然だよ。

暴力ふるわれて誰がお父さんを好きになるの?
暴力ふるって好かれてるでも思ってたの?

< 14 / 17 >

この作品をシェア

pagetop