ちょこれーとぼーい(♂)










 せっかく瞳さんに借りた服だし

 "てるてる坊主"に見えても

 私の手持ちにある服に比べれば全然マシ。



 「はぁ〜…。」と溜息を漏らして

 もう一度気合いを入れなおすために

 頬を今度は力強く叩く。





 「………よしっ。」



 テーブルに手鏡を置いて

 自分の顔を見つめながら

 髪を櫛で上から下へとゆっくりとかす。




 …昨日古市くんは私のことを"美少女"

 なんて言ってたけど



 やっぱり何回見ても

 "美少女"ではなく


 ━━━━…"微少女"。



 もしかして古市くんも

 "微少女"の方を言っていたんじゃ???。




 …考えるだけで虚しくなる。

 もう考えることは辞めにしよう。







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