ちょこれーとぼーい(♂)
ようやくお目当てのクレープ屋に着いた。
絵梨がスマホで写真を見せてくれた
車型の店を実際に目の前で見て
ちょっぴり感激する。
お客さんも平日の朝ってこともあり
6人しか居なかった。
休日だと行列ができて買うのに
1時間もかかると言われているので
なんだかラッキーな気分。
でも店員はいかついお兄さんだ。
………最悪。
でも食べたいから我慢するしかない。
店の前に建ってあるメニュー表を
しゃがんでまじまじとみる。
大好きなチョコレートシリーズも
10通りあってどれにするか悩む。
「お前、何すんの。」
しゃがんでみている私の後ろに
悠馬は立って前かがみになって
顔を近づける。
…………顔近っ。
「…………。」
私はチョコバナナに指をさす。
「分かった。あそこで待ってろ。」
店の後ろにある噴水に指をさして
悠馬は並んでいる最後列に並んだ。