ちょこれーとぼーい(♂)







 ようやくお目当てのクレープ屋に着いた。



 絵梨がスマホで写真を見せてくれた

 車型の店を実際に目の前で見て

 ちょっぴり感激する。



 お客さんも平日の朝ってこともあり

 6人しか居なかった。



 休日だと行列ができて買うのに

 1時間もかかると言われているので

 なんだかラッキーな気分。



 でも店員はいかついお兄さんだ。


 ………最悪。

 でも食べたいから我慢するしかない。







 店の前に建ってあるメニュー表を

 しゃがんでまじまじとみる。


 大好きなチョコレートシリーズも

 10通りあってどれにするか悩む。






 「お前、何すんの。」



 しゃがんでみている私の後ろに

 悠馬は立って前かがみになって

 顔を近づける。



 …………顔近っ。






 「…………。」


 私はチョコバナナに指をさす。





 「分かった。あそこで待ってろ。」




 店の後ろにある噴水に指をさして

 悠馬は並んでいる最後列に並んだ。











< 119 / 274 >

この作品をシェア

pagetop