ちょこれーとぼーい(♂)






 少し車を走らせると

 目の前に広がる光景が変わった。




 目の前に広がる太陽の光が

 きらきらと宝石のように輝いている

 真っ青な海と綺麗な砂浜。



 海といえば夏なので

 冬に行く海は産まれて初めて。







 「わぁ〜。綺麗っ。」





 見とれていると防波堤の前で

 車が止まり志麻は先に車から降りる。

 
 助手席の扉を開けると


 潮の匂いが鼻に香り冷たい風が

 一気に火照っていた身体を

 冷ますように吹き荒れる。




 そんなことお構いなしで

 私は砂浜を無邪気な子供のように走る







 「転けぶで〜。」

 「あははっ。転けないもん。」





 子供扱いする志麻の隣を通り過ぎ

 波がぎりぎりくるかこないかの狭間に

 立って手を挙げる。








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