ちょこれーとぼーい(♂)
悠馬に差しだしたはずの私の手には
大きくてごつごつとした涼太の手が
覆いかぶさり手を引っ張る。
これには志麻も悠馬も驚いて
眉毛をぴくぴくと動かしている。
「り…涼……ちゃん??。」
いくら17年間仲が良いって言っても
最後に涼太と手を繋いだのは
小学生の高学年のときに行った
校外学習以来。
まさか高校生になって繋ぐなんて思いもしなかった。
「なあなあ美優。あの店にいかん??」
後ろにいた志麻が
私と涼太が繋いでいる手を離して
可愛らしい雑貨が沢山置いてある
店に指さした。
さすが、志麻は私の趣味をわかってる。