ちょこれーとぼーい(♂)









 悠馬に差しだしたはずの私の手には

 大きくてごつごつとした涼太の手が

 覆いかぶさり手を引っ張る。




 これには志麻も悠馬も驚いて

 眉毛をぴくぴくと動かしている。







 「り…涼……ちゃん??。」





 いくら17年間仲が良いって言っても

 最後に涼太と手を繋いだのは

 小学生の高学年のときに行った

 校外学習以来。




 まさか高校生になって繋ぐなんて思いもしなかった。






 「なあなあ美優。あの店にいかん??」





 後ろにいた志麻が

 私と涼太が繋いでいる手を離して

 可愛らしい雑貨が沢山置いてある

 店に指さした。





 さすが、志麻は私の趣味をわかってる。







< 197 / 274 >

この作品をシェア

pagetop