ちょこれーとぼーい(♂)












 「俺はこっちがいいっ!!!!。」






 突然志麻の後ろから現れて叫んだ

 涼太が一度商品棚に置いた

 ピンクのハート型の小物入れを取って

 勝手にレジに向かってしまった。




 あっという間の出来事で

 引き止めることも出来なかった。








 「……志麻。ごめんね…。」






 せっかく志麻が選んでくれたのに…。




 申し訳ない気持ちになって謝ると

 「気にすんなや」と言って

 微笑みながら頭を撫でてくれた。









 「ほらこれ。
  こっちのが美優に似合うから。」





 会計を終えた涼太は

 ピンクの袋を私に渡してくれた。




 ピンクのハート型って

 一番私に似合わないと思うけど…。







 「ありがとう…。
  あっ、お金今返すね。」





 鞄から財布を取り出そうとすると

 涼太は私の手首をつかむ。







 「俺からのプレゼント…と思って?。」








< 200 / 274 >

この作品をシェア

pagetop