ちょこれーとぼーい(♂)
「俺はこっちがいいっ!!!!。」
突然志麻の後ろから現れて叫んだ
涼太が一度商品棚に置いた
ピンクのハート型の小物入れを取って
勝手にレジに向かってしまった。
あっという間の出来事で
引き止めることも出来なかった。
「……志麻。ごめんね…。」
せっかく志麻が選んでくれたのに…。
申し訳ない気持ちになって謝ると
「気にすんなや」と言って
微笑みながら頭を撫でてくれた。
「ほらこれ。
こっちのが美優に似合うから。」
会計を終えた涼太は
ピンクの袋を私に渡してくれた。
ピンクのハート型って
一番私に似合わないと思うけど…。
「ありがとう…。
あっ、お金今返すね。」
鞄から財布を取り出そうとすると
涼太は私の手首をつかむ。
「俺からのプレゼント…と思って?。」