ちょこれーとぼーい(♂)
いかにも"悪"なオーラを出している
男の店員さんが悠馬と志麻に
楽しそうに話しかけている。
涼太は興味無さそうにしてるが
店内の奥の方を見ていた。
私は店内の奥まで入らず
入り口付近でうろうろしながら
ガラスのショーケースに入っている
指輪を見つめた。
悠馬がつけている指輪に似ている
デザインが数種類並んでいる。
……ん?。
指輪の前に0が
いっぱいついてある数字が
書かれていた板が置いてある。
もしかして
これってこの指輪の値段??。
「……一、十、百、千、万━━━━…。」
ひ、ひぇええええええええ…。
0がいっぱい並んでいたので
つい数えたくなり声に出して
数えてみると
どうやらこの指輪は"9万6700円"。
周りに置いてある
他の種類の指輪を見てみても
5万や7万は当たり前だった。
一番安くても1万…。
月5000円しか貰えない私には
未知の世界だ。