ちょこれーとぼーい(♂)







 私的には"進学する"か"就職する"か、

 そんな事はどうでも良い。



 別にやりたいことも、

 今は彼氏を作ることだし

 将来の夢も幸せになるってだけで

 具体的なことは何もない。



 ただ涼太が"進学する"なら

 私も進学するし


 "就職する"なら

 私も同じとこに就職する。





 中3の時、担任からは

 もっといい高校を狙えるって

 言われてたけど


 志麻がいて、

 涼太がこの高校に行くといったから

 私もついてきただけ。




 柏崎美優と言う人間は

 現実味がない夢や目標で出来てる。










 「高野くんと
  柏崎さんは違うでしょ??。」




 「私は、涼太と同じ学校に
  行きたいだけです。
  それ以上なにもありません。」


 「……柏崎さん。」






 明らかに朝比奈先生は

 困った顔をして溜息を漏らしている。




 朝比奈先生からしたら

 私は、悠馬や夏目先輩以上の

 問題児かもしれない。





 「……まぁ、じっくり考えて
  冬休みに入るまでに
  もう一度提出して??」


 「……はい。」


 「んじゃもう行っていいわよ。」





 朝比奈先生に私の名前しか

 書かれていない進路調査を

 私に差し出す。






 ………じっくり考えてって、

 私の気持ちは変わらないのに。




 なんて思いながら

 進路調査を受け取り





 職員室を後にする。











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