ちょこれーとぼーい(♂)








 「美優は男苦手やんなぁ。」

 「……うん。」

 「そろそろ友達も欲しいやろ??。」

 「……え…。」



 「高嶺が美優の苦手意識を
  克服させるために
  友達になってくれるんやって〜…。」




 ………ゔっ。嫌な予感が的中した。






 「………で、でも。」


 「でもちゃうねん。」



 志麻にぃは、私の肩を掴んで

 真剣な顔をしている。





 「お兄ちゃん心配やねん。
  このままずっと涼太と
  おるわけいかへんやろ。」





 確かに大学とか、就職とか…

 彼女が出来たりしたら…

 涼太と離れる時期が来るかもしれない。


 そんな時私がちゃんと

 独り立ち出来るか。


 志麻にぃは心配してくれてるのだろう。



 ぶっちゃけ自分自身も

 独り立ちできるかわからない……。







 「………迷惑じゃないの…??。」




 私は高嶺くんの顔を見た。


 だって、私と全く正反対の人生を

 歩んでいるのに。



 邪魔にならないのかな。



 高嶺くんは表情を出さずに

 「別に。」と言っていた。








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